スパークリングワインとは!?
”シャンパン”や”スパークリングワイン”を贈りものとして考えている場合、”シャンパン”や”スパークリングワイン”について知っておきたい方も多いはず。
ということで、このページでは、”スパークリングワイン”について、簡単にまとめています!
1.スパークリングワインとは!?
”スパークリングワイン”とは、”シャンパン”を含む全ての発泡性ワインのこと!なので、シャンパンもスパークリングワインの一種になります。
そして、”スパークリングワイン”というと、様々な国の発泡性ワインが該当するので種類は膨大!贈り物として探す上では、探す対象を絞ることは必須!やみくもに探し始めると、あまりの種類の多さに、何を選べばよいのか迷宮入りになる可能性大です!
ただ、日本においては、シャンパン以外の発泡性ワインを”スパークリングワイン”と呼んでいることが多いですね!当サイトでも、分かりやすくするために、シャンパン以外の発泡性ワインを”スパークリングワイン”と呼ぶことにしています。ご了承くださいませ!
2.スパークリングワインの見分け方
スパークリングワインの見分け方は、実は簡単なようで難しい!
なぜなら国によって、”スパークリングワイン”の名称が異なるため、ラベルへの記載が統一されていません。ただ、中には”スパークリング(Sparkling)”や”スパークリングワイン(Sparkling Wine)”と記載があるものもあります。米国のものか、オーストラリア、日本など。逆にシャンパンの方が断然分かりやすいです。
---スパークリングワインの見分け方---
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赤ワイン、白ワインとの違い、見分け方
まずは、普通のワインとスパークリングワインの見分け方について。普通の赤ワインや白ワインとの違いは、ボトルトップ(ボトルネック)で大体が見分けることが出来ます!赤ワインや白ワインのボトルトップは下記の画像のようわりと”スリム”になっています。
一方で、発泡性ワイン全般(スパークリングワイン)は、下記の通りボトルトップは”ボリューミー”!そして、キャップシール(下記画像の金色の部分)で覆われていることが多いです!
他にも下記は、南アフリカのスパークリングワイン。
キャップシールは金色に限らず下記のようにスパークリングワインによって色が異なります。
なぜボトルトップが、こんなにボリューミーなのかというと、スパークリングワインは発泡性なので、コルクを押さえる必要があるんですよね、そのままだと瓶内の圧に押されてコルクが飛び出てしまう恐れがあるので。なので大体のスパークリングワインは、コルクが針金で下記の通り固定されています。
上記の針金の上からキャップシールで覆うので、どうしてもボトルトップがボリューミーになるわけです。
ただ、例外のものもあって、下記の通りキャップシールで覆っていないタイプも存在します。その代わり、しっかりコルクが針金で固定されているのが分かりますが!
なので、ボトルトップがボリューミー!コルクが瓶の上に出て、針金やシールなどで押さえられているものがスパークリングワイン、と考えましょう!
スパークリングワインとシャンパンの違い、見分け方
当サイトでは、分かりやすいように、シャンパン以外の発泡性ワインを”スパークリングワイン”と呼んでいます。
となると、スパークリングワインを見分けるのはとっても簡単!ラベルに”Champagne(シャンパーニュ)”の記載がなければ、スパークリングワインになります!
シャンパンは、必ず下記のようにラベルに”Champagne(シャンパーニュ)”の記載があるので、分かりやすいんですよね。(下記のラベルには大文字、金色で”CHAMPAGNE”と記載されてます。)
一方で、下記はスパークリングワインのラベル。”Champagne(シャンパーニュ)”の記載はないので、スパークリングワインになります。
3.スパークリングワインの種類!
スパークリングワインは、様々な国のものがあります!
そして国によってはスパークリングワインの総称や、有名なスパークリングワインが存在するので、そんな各国の有名なスパークリングワインを下記の通り一覧にしておきます。
なお、【】の中に記載してあるのが、スパークリングワインの各国の総称。
---目次---
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【フランス:Vin Mousseux(ヴァンムスー)】
Cremant(クレマン)
シャンパンと同じ製法で造られていますが、シャンパーニュ地方以外で製造されているスパークリングワイン。ラベルには大体、”Cremant de 〇〇(生産地名)”と記載があるので、生産地がどこかがすぐに分かります。
例えば、クレマン・ド・ロワール、クレマン・ド・アルザス、クレマン・ド・ブルゴーニュなど。
ちなみに上記のマネキネコが描かれたスパークリングワインは、”クレマン・ド・アルザス”で、アルザス地方で製造された、クレマン!
Petillant(ペティヤン)
シャンパンは、瓶内が6気圧以上であるのに対し、このペティヤンは2.5気圧以下の弱発泡性ワイン!
Champagne(シャンパン)
シャンパーニュ地方で製造された、一部の条件を満たしたスパークリングワインのみが、シャンパンと呼ばれます。フランスのスパークリングワインの中でも一握り。ラベルには、必ず”Champagne”の記載があります。
【スペイン:Espumoso(エスプモーソ)】
Cava(カヴァ)
スペインのスパークリングワインのほとんどがカヴァとされ、シャンパンと同じ製造方法で造られるスパークリングワイン!でも、価格はとってもお手頃なので、大手スーパーでもよく見かけることが出来ます。
上記の商品画像を見ると分かりますが、ラベルの一番下に”CAVA”と記載があるのがあります。ちなみに上記の商品画像は、”ドンペリロゼ”と間違われたとして有名な”ロジャーグラート カヴァ ロゼ”です!
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Vino de Aguja (ヴィノ デ アグハ)
弱発泡性ワインのこと!瓶内は3気圧以下とされていて、上記のカヴァは、5~6気圧程度とのこと。
【イタリア:Spumante(スプマンテ)】
日本では、イタリアのスパークリングワイン(瓶内3気圧以上)を”スプマンテ”と呼ぶようですが、イタリアの国内では”スプマンテ”というと、各国のスパークリングワインのことを意味するようです!難しい!
ちなみにイタリアの微発泡スパークリングワインは、Frizzante(フリッツァンテ)と呼ばれ、天然弱発泡のスパークリングワインは、Lambrusco(ランブラスコ)と呼ばれます。
Franciacorta (フランチャコルタ)
イタリアのフランチャコルタ地方で製造されたスパークリングワイン!イタリアのスパークリングワインの中で最高級とされています。製造方法は、シャンパンと同じ製法で長期熟成型。
Asti (アスティ)
イタリアのピエモンテ地域で造られる甘口のスパークリングワイン!大手スーパーで、よく見かけますね!
【ドイツ:Schaumweign(シャウムヴァイン)】
”シャウムヴァイン”とは、EU内のワインを使ってドイツで製造される発泡性ワインのこと。製造するワインのブドウ品種や場所によって呼名がドイツのスパークリングワイン。
Sekt(ゼクト)
シャンパンと同じ製造方法で造られる、ドイツのスパークリングワイン!
上記の、黒猫が描かれたラベルの”ゼクト”は、スーパーでもよく見かけますね!
【その他:】
この他に、オーストリア、南アフリカ、イギリス、ポルトガル、チリ、インド、日本など様々な国のスパークリングワインが存在します!